先日、私たちの住む地区の公立校に、J君と一緒に行ってきました。
Grade 3のホームスクールを申請した際、「Grade 3では5月末から6月初旬に行われるEQAOテスト(州の一斉学力テストみたいなもの)を公立校で受けれますので、参加したい場合は担当地区の学校に連絡してください」とありましたので、内容とか手続きとかを聞いてみたくて訪問しました。
公立校に行くこともテストを受けることも初めてなので、担当の方を教えてもらい、後日アポイントメントをとるつもりで言ったのですが、校長先生にお逢いし、結局そのまま参加の手続きを完了しました。
学校に行く道すがら、「どうしてホームスクールがいいのって聞かれると思うから、その時は思っていることを言えばいいよ。」と言ったのですが、学校の事務局でも、校長先生からも、「なぜホームスクールなのか」「どうして学校に来ないのか」等の質問は一切ありませんでした。学校とホームスクールって分けて考えがちでしたが、社会的にホームスクールが理解され、受け入れられているからなのか、学校の事務局の方々もスムーズに対応してくださいました。
「私が校長になってから、ホームスクーラーのテストの手続きは初めてなので、確認しますね。」といい、その場で2か所ほど電話で連絡し、その際もスピーカーフォンで話して、私達にも聞こえるようにしてくれました。また、テストのウェブサイトを一緒に見ながら、テストの進め方、答え方、注意事項を、校長先生自ら丁寧に説明してくださいました。テスト結果は、ホームスクーラーなので学校には送付されず、自宅に直接送付されるとのことで、公立校はホームスクーラーのサポート的なことに徹するんだなと思いました。
テストの説明と受験手続の後、公立校の状況を少し伺い、その際に「学校生でなくても見学できたり、参加できたりするイベントはありますか?」と尋ねましたところ、いくつかあるがまだ日程が未定とのことで、「日程が決まったら、いつも学校のニュースレターで連絡しているので、あなたのメアドをメーリングリストに追加しておきましょう。」と校長先生がおっしゃってくれました。J君が参加したいものがあれば考えてみようと思っています。
緊張していたのと、途中、大声で泣きわめく子供が部屋に入ってきたりして、J君の体はずっと硬直したままでしたが、最後に校長先生と事務局の方に、「ありがとう」と言えました。帰り道はご機嫌で、「また、5月か6月にテストに参加するときは、学校に行くんだよ。」と言うと「ふーん。」と言って、特に嫌がる様子もありませんでした。
訪問の内容を主人に話し、参加するかしないかを話し合いました。ホームスクールの進捗度を客観的に見れるし、ホームスクールに批判的な親族も少しは安心してくれるだろうということで、J君本人が嫌でなければ参加しようということになりました。テストの日が近づいたら、J君に聞いてみようと思います。